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いろいろな作り目。。。どういう風に使い分けるの?

作品を作るときに、始めにしなくてはならない『作り目』ですが、本や作品によっていろいろな方法があり、どういう風に使い分けたらいいのか、そのことが分らなくて、結局、作るのを辞めた。。。と言うことがあるかもしれませんね。
ここでは特に、それぞれの作り目の使い分けに重点を置いて説明します。

よく使われる作り目としては『別糸で鎖編みを編み(以下、別鎖と表記)その裏の山を拾う作り目』『指で掛ける作り目』『1目ゴム編みの作り目』『2目ゴム編みの作り目』『作品に実際使う糸を使って鎖編みを編み(以下、共鎖)その鎖編みの裏山を拾う作り目』などがあります。

このように、作り目にはいろいろなやり方がありますが、後の始末の仕方によって、作り目のやり方を選ぶと良いでしょう。

(例)
 後から拾い目をしたい時
 編み地に伸縮のある場合で、編み地の状態を見ながら目を止めたい時
   →別鎖の裏山を拾う作り目が向いています。
 作り目を、そのまま編み地の編み始めとする時
   →すべての作り目、それぞれの編み地に合った作り目を選べます。

では具体的に、どんな作り目があるでしょうか?

・別鎖の裏山を拾う作り目
すべりの良い別の糸で、ややゆるめに鎖編みを作り、鎖編みの裏側のコブコブ(裏山)から1目ずつ拾い出します。気をつけることは、後から鎖編みの部分をほどきますので、別糸を割らないように拾います。また、鎖編みの作り始め側から拾い始めたほうが、後で目数が足りないときに編み足せますので、安心です。
後から拾い目をして編み出す場合や、1目ゴム編み、2目ゴム編みの作り目などに利用します。

・共鎖の裏山を拾う作り目
作り目の操作は、別鎖の作り目と同じですが、鎖編みを共糸(作品を作る糸)で作ります。鎖編みをして裏山を拾い始めるとき、1目飛ばして拾い始めます。これによって、綺麗な角ができます。気をつけなくてはいけないことは、鎖編みがゆるすぎず、きつすぎず、編み地に合っていることが大切です。
ガーター編み、後でかぎ針編みの縁編みをつけるとき、折り返してまつる時などに向いています。

・指でかける作り目
最も一般的な作り目で、用具も棒針だけを使用するので、便利です。適度な伸縮性もありますが、後からほどく事はできません。棒針を2本使って作り目をするほうが、伸縮性を持たせる事ができ、より一般的です。作り目を1段と数えます。
ガーター編み、ゴム編み(手づくりっぽい仕上がりになります)などに向きます。

・ゴム編みの作り目
指でかける作り目の方法と、別鎖の裏山を拾う方法があります。

指でかける作り目の方法は伸縮性もあり、後でゴム止めをしなくて良いので、マスターすれば重宝なやり方です。初めの2往復は、引き締まるように本来編む号数よりも2〜3号くらい細い編み針を使うと綺麗に仕上がります。

別鎖の裏山をすくう方法は、ゆるめに別鎖を編み、裏山をすくって3段表メリヤス編みを編みます。4段目を編むときに、最初の目の渡っている糸をすくってゴム編みの編み地にします。一目ゴム編みであれば、1目おきにすくって裏-表-裏-表…という目の並びになるように編みます。
鎖編みから拾い目をしてゴム編みを編むのは、ちょっと難しそうだし、ゴム編みは、身ごろを編んだ後に、身ごろの裾から拾い目をして編み、毛糸針を使ってゴム編み止めをするという方法が、一般的かもしれません。が、変わり糸などでゴム編み止めができない糸を使った場合などにも応用できますし、1度分ってしまえば、意外と簡単です。編み始めはゴム編み止めをしたように、きれいに仕上がり、伸縮性も適度で、1目ゴム編みや、変わりゴム編みなどの編み始めに最適です。

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