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ニット製品の仕上げ加工

編み立てられ、縫製されたらそれで製品として完成と言う場合もありますが、編み地の段階や製品になってから様々な加工が施される場合があります。それぞれの加工は、製品の付加価値を高め、デザイン性を高くし、商品としてのグレードをアップさせる重要な工程と言えるんです。手づくり作品においても、これらの加工を取り入れる事で、個性的な作品を作り出す事も出来ます。では、どんな加工があるんでしょう。いくつか紹介しておきましょう♪


●縮絨(しゅくじゅう)/ソーピング
編み地の段階や製品になってから『洗い』を入れ風合いを出す工程です。

・縮絨(しゅくじゅう)
編み目がまだらになったりほつれたりしないように、繊維を密な状態に絡ませる事です。中でも『強縮加工』は、縮絨を強くしたもので、温度は高く、また洗濯機を回す時間を長くし、わざとフェルト化させたものです。水温30℃〜40℃の水に洗剤を入れ、業務用の洗濯機にかけ、柔軟材を入れてすすぎ縮絨させます。手づくりの作品においても取り入れる事のできる加工法です。帽子、バッグなどの小物の作品作りに、また、作品のリサイクルにおいて取り入れることで、おもしろい作品作りが出来ます。
・ソーピング
30℃の水で、ほとんどの場合は洗剤を使用せず、柔軟仕上げをする事です。水洗いすると縮みの率の大きい素材も、ソーピングによって寸法を安定させる事ができるのです。

●ミンク加工
アンゴラ、モヘアの製品の毛を起たせてフワフワにする加工のことです。クリーニング店で毛布の加工にも取り入れられています。

●防縮加工
ニット製品を洗濯機洗いが出来るようにする縮み防止の加工です。イージーケア加工の一つです。

●形状記憶加工
生地や製品に、シワや縮みを防止するように後加工することです。ニットにこの加工を施すと、飛躍的に型崩れしにくくなります。

●樹脂加工
シワになりやすい、綿や麻、レーヨンなどを、化学溶液に浸した後乾燥させ、熱処理を施す事で、撥水(はっすい=水をはじく)、防縮(縮み防止)、防シワなどの機能が備わります。

●帯電防止加工
着用時の摩擦によって起きる「まとわり付き」や、ホコリの吸着を防ぐ加工です。帯電防止剤によって処理します。クリーニング店においてこの技術を取り入れている店舗もあります。いろんな撚り方によって、同じ素材でも表情が変わります。それは作品の表情にももちろん大きな影響を与えます。そんな糸の特徴を生かして、作品作りをしたいですね(^^)


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