|
アンゴラという繊維
フワフワした手触りで、身にまとっている人の気持ちまでもやさしくしてくれるようなアンゴラ素材の製品。。。憧れの一つですよね♪
でも、アンゴラって、黒のコートと一緒には着れない!とか、抜け毛が多くて。。とお感じの方も多いかもしれませんね。セーターの下に着たシャツに抜けた毛が毛玉のように付いていて驚いたなんて事もあるかもしれません。
ではアンゴラって、どうしてこんなに毛が抜けるのでしょう?
アンゴラはアンゴラウサギの毛で羊毛よりも細く非常に柔らかく、美しい光沢があります。これは、繊維表面のスケール(ウロコ)が、小さくて数が多く平滑なので美しい光沢があるのです。逆にいえば、そのために繊維が絡み難く、毛端が浮いて表面に浮き出しやすいため、抜けやすくなってしまうのです。これがアンゴラの毛が抜けやすい原因なのです。
ただ、しばらく着用する事によって、抜ける毛の数も少なくなってきます。これは、混紡されているウールなどと、弱いなりにも絡みあう事により繊維が落ち着く事によるものと考えられます。
アンゴラの毛は非常にデリケートですが、そのデリケートさゆえの魅力もあります。静電気が起きやすいのですが、その静電気で血行を促進させる効果があると言われているため、健康肌着などにも利用されているのです。抜けてしまったアンゴラの毛は、テープやブラッシングをする事で取り除く事が出来ます。初めのうちはちょっと面倒かもしれませんが、アンゴラの持つ長所を考えると、これもアンゴラの味のうちと思っていただければ、楽しんで頂けるでしょう(^^ゞ
作品を作る際にも、モヘアなど毛足の長いものと組み合わせることで、繊維を絡ませやすくし、毛が抜けるのを少なくしアンゴラの柔らかさを楽しむ事も出来ます。それぞれの繊維の特徴を知る事で、作品づくりをさらに楽しむ事が出来たら素敵ですね(^^)
|