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ちょっと変わった?セーターの本

毎年、本屋さんに行くと、シーズンに合わせて、たくさんの編み物の本が並べられていますね。
流行を取り入れたり、伝統を取り入れたりしたデザインの、編み方を掲載している本や、質問と答えを掲載している本など、様々な本の中で、ぜひ皆さんに紹介したい、ちょっと変わったセーターの本があります。
  
その本は、広瀬光治氏監修日本編物文化協会発行
『伝統のニット…「てづくりのもの」の中にある不思議なもの』
というものです。

実はこの本、昨年秋に発行された本なのですが簡単に紹介すると、世界の伝統ニットのガンジー、アラン、カウチン、ロピー、フェアアイルといったセーターを様々な文献を元に紹介している本なのです。技術というより『手づくりをする』という事に焦点を当てその中に見られる、歴史や伝統、人の想い、『ものをつくる』不思議を考えさせられる本です。
  
これまでは、できるだけ速く、できるだけ少ない労力で、できるだけたくさんのものを生み出す。そんな、効率化・合理化を中心にして物事が進んできたかもしれません。
ところが、最近『スローライフ』『スローフード』という言葉を耳にされた方は、少なくないのではないでしょうか?
  
ここにきて、時間や労力を惜しまない(浪費とは違います)効率化や合理化では得られないものへの注目が集まり始めています。自分が使うものや生活を取り巻くものが持つ『質』を考える人が、増えてきているといえるのかもしれません。
その点『ものをつくる』『手づくりする』と言うのは、最もスローな生活ではないでしょうか♪
  
  
例えば、何か『もの』を作るには時間がかかります。
では、その時間の中で何を考えながら作るでしょうか?
  
たくさん考えて、セーターを編んでいるとき楽しかったり、時には嫌になったり。。。でも、とにかく仕上げたのに、思っていたのとは出来上がりが違う、こんな事も良くある事です。
  
では、このセーターは失敗でしょうか?決してそうではありません。
作り上げていく過程で、考え、感じている事柄が大切な部分なのです。
出来上がりが上手くいかなかったのであれば、次はもう少し上手くいくようにすれば良いのです♪
  
『ものをつくる』中で考える、たくさんのことそれがとても豊かなものではないでしょうか♪
  
  
これはこの本の9頁の部分を、私なりにまとめてみたのですが、他にも、何かを『つくる』と言うことに関して、共感したり、考えさせられたり、見解が広げられたり。。。
  
世界の伝統のニットの、歴史や文化を通して、その中に含まれる『豊かさ』を考えさせてくれる非常に興味深い1冊だと思います。
  
手作りの合間に、ちょっとお茶しながら読んでみて下さい♪
表紙も含めて43頁という薄い本ですが、内容は濃いです。注文してでも、読む価値があると思います(^_-)b
お問い合わせは、日本編物文化協会(http://www.nac-web.org/)にお願いいたします。


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